調査項目
「木造住宅の耐震精密診断と補強方法」に基づく6項目、および診断依頼者が気にされている事項を調査いたします。
1.地盤
敷地や周囲の状況、建物の局所的な沈下がないか等を目視にて確認する。
またジオテック社提供「地形分類図(GEODAS)」のデータも参考にし総合的に判断する。
2.基礎
鉄筋センサーを用いて、鉄筋の有無を確認する。
室外・床下より、目視にてクラックの有無及びクラックスケールにてその幅を確認する。
基礎外周部を掘り下げ、スケールにて基礎梁(底盤)の厚さ及び幅を確認する。
シュミットハンマーにてコンクリートの圧縮強度を測定する。
3.小屋組
2階および1階の天井裏より、小屋組の構造・接合部の状態等を目視にて確認する。
雨漏りや結露の有無等を目視にて確認する。
4.床組
床下より、床の構造・接合部の状態等を目視にて確認する。
土台の含水率を含水率計にて、また蟻害・腐朽の有無を目視にて確認する。
5.壁
図面及び現況にて壁位置及び壁材種類を目視にて確認する。
図面及び床下・天井裏より、筋交いの位置及び寸法を目視にて確認する。
床下・天井裏より、土台と柱、筋かい端部の接合状況を目視にて確認する。
6.劣化度
外観・室内・床下より、「老朽度の調査部位と診断項目」に基づき、目視等にて確認する。
その他、建物の歪みなど
柱や床の傾きをレーザーレベル又は下げ振り・水準器にて、建具の建付けを目視にて確認する。
関連リンク
耐震診断結果
申込みから診断までの流れ
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